膝・腰が痛くて運動を楽しめない
今回の方は50代の女性。膝と腰の痛みで、大好きな運動を楽しめず仕事でも趣味でも何年も痛みを我慢しておられました。
患者様のご事情
大会に出るほどテニス大好き。立ち仕事もしながらテニスを楽しんでおられました。でも準備体操と整理体操はしたことがなかったそうです。
あるとき膝に痛みがあらわれて、どんどんひどくなって腰まで痛くなってきたそうです。
何年もいろいろな治療院に通うも良くならず。
変形性膝関節症と言われ手術しかないと思っていた
整形外科ではレントゲンで膝の間が狭くなっている。年齢的に仕方ない。手術しますか?しないならどうしようもないです。と。
動けなくなっていく体
歩くだけで膝が痛む
あぐらが組めなくなってきた
しゃがみにくいので床の物が拾いにくい
階段の登り降りで膝が痛む
腰の痛みが強くなってきた
どんどん膝が曲げ伸ばしできなくなってきた
このまま動けなくなるのかな
悩みを相談されたところ、ご友人の紹介で当院にお越しになられました。
経過
1回目で伸びなかった膝が伸びました。
驚かれましたが自分の体の使い方が違ったと納得してもらえました。
1ヶ月ほどで曲げ伸ばしの範囲が正常になりました。
その後、3ヶ月でウソのように痛みが取れたそうです。
嬉しいのは以前より体が若返る感覚があると言ってくださることです。
今は大会優勝に向けてコンディションアップのために月に1、2回通院されています。
準備体操もされるようになっているそうです。
当院では
まず歩き方を分析します。
歩く姿勢に体幹の硬さや弱さが出ていました。
反り腰、猫背。
その後の検査ではお腹のインナーマッスルが硬くなって足を持ち上げる力を上手く出せない状態になっていると判明しました。
そのせいで股関節も硬くなっていました。
股関節の動きを変えるとふとももやふくらはぎの筋肉がその場で柔らかくなりました。
私たち理学療法士は、まずどこが原因なのか歩行分析で検討をつけてから検査していきます。
治療の順番にも意味があります
今回1番痛むのは膝だけど股関節から治療していきました。
体の奥のほう(インナーマッスル)から順に動かしていくことが早く治して楽に動くコツです。
体の中心から股関節を伝って膝に動きが伝わります。
股関節が硬いままで膝だけ楽になるということはありません。
逆に体の奥のほうの筋肉が動き出すと驚くほどラクに動けるようになります。
年齢は関係ありません。
人生100年時代、歩けるままで歩んで欲しい
大切なのは正しい体の使い方
100歳まで歩ける筋肉の使い方を教えます
理学療法士がいる整体
こころ整體PhysicalLabo